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宝石商ではなく、織物商の家に生まれた創業者フレデリック・ブシュロン。独自の視点でこれまでにないジュエリーを生み出し、ハイジュエリー業界に新たな風を吹き込みました。
纏う際に人の手を借りる必要のあった従来のハイジュエリーに画期的な変化を加え、フレデリック・ブシュロンはクラスプ(留め具)のない「クエスチョンマーク ネックレス」を生み出しました。革新的なこのネックレスは、瞬く間にメゾンのアイコンとなりました。
パリの有名ジュエラーの多くがラ・ペ通りに店を構える中、フレデリック・ブシュロンはヴァンドーム広場にハイジュエラーとして初めてブティックを構えました。
1928年8月2日、パティアラのマハラジャの到着にパリの街は沸き立ちました。マハラジャはブシュロンに宝石の詰まったトランクを預け、ジュエリー制作を依頼。これはパリ・ヴァンドーム広場の歴史上最も大規模なジュエリーのオーダーとなりました。
特許を取得したインビジブル・クラスプ(表から見えない留め具)を備えたリフレ ウォッチは、スタイルと独創性を兼ね備えています。当時も今も新鮮な魅力を放つ、永遠のクラシックです。
ブシュロンにおいて、すべてのハイジュエリー制作は「夢」を思い描くことからスタートします。 イメージが完成した後、メゾンに継承されるサヴォワールフェールと最先端技術を駆使し、そのクリエイティブなアイディアを具現化させていきます。毎年発表するカルトブランシュ コレクションは、ハイジュエリーの限界を押し広げ、その革新的なクリエイションで「プレシャス(価値ある、貴重なもの)」の概念を再定義しています。
技術的革新を用いて、新しい価値観を生み出す。創業時より受け継がれるこのスピリットによって、メゾンはジュエリー制作における限界を押し広げています。この取り組みは、ハイジュエリー コレクションを起点とし、アイコン コレクションにも新たな素材や技術加工が用いられました。