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今回のハイジュエリーコレクション「IMPERMANENCE(インパーマネンス)」において、クリエイティブディレクターのクレール・ショワンヌは、自然の本質そのものを捉えようと試みました。作品が見る人を自然の美や儚さを深く見つめる黙考に誘い、ひいてはそれが、尊い自然環境を守り抜くという意思につながればという願いが込められています。
着想源となったのは、日本の文化である「生け花」と「侘び寂び」の哲学です。コレクションは植物と昆虫をハイジュエリーとして表現した6つのコンポジション(作品)で構成されています。時の流れとともに移ろう自然の生命の一瞬の姿を捉え、燦然と明るい光を湛えるものから、徐々に翳りを帯びてゆき、漆黒の暗闇を纏うものへと変化していきます。それは自然のサイクルがゆるやかに終焉へと向かう様を描き出しているのです。