More is More
2023年7月 カルト ブランシュ コレクション
ハイジュエリー作品を尊重しながらも、その枠を超えること、そしてプレシャス(希少なもの、価値あるもの)の意味を問いかけ続けることは、メゾンが165年にわたって継承してきた価値観そのものです。
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ハイジュエリー作品を尊重しながらも、その枠を超えること、そしてプレシャス(希少なもの、価値あるもの)の意味を問いかけ続けることは、メゾンが165年にわたって継承してきた価値観そのものです。
「アイユール(ここではない何処か)」クレール・ショワンヌが、新作ハイジュエリーコレクションで誘うのは、アイユール(ここではない何処か)です。境界線はなく、自然がそのままの状態で存在する場所。砂漠から海、植物から鉱物まで、あらゆる場所や素材に向き合い、一見すると相反する要素を組み合わせました。ダイヤモンドをぺブル(小石)や木材と、ゴールドをロタン(籐)やメテオライト(隕石)と組み合わせます。
この「ホログラフィック」コレクションでは、色の本質を捉え、光に新しい意味を見出したいと考えました。そして光の本質である色を表現したのです。一つひとつの作品は、プリズムのような光の複雑を捉え、光を構成するすべての色合いを含みます。色と光の関係であらゆる色を表現するのです。」。
- クレール・ショワンヌ
一瞬の美しさを捉え、儚きものを形に。美しさを永遠のものに。言葉では伝えられないものをジュエリーで表現する。クリエイティブディレクターのクレール・ショワンヌが手掛けるハイジュエリーコレクションは、彼女のパーソナルな想いが込められたもの。ブシュロンのコードを再解釈し、自身のクリエイティブの世界へと取り入れます。
ただの散歩でも、ましてや当てのない散策でもありません。パリの建築や文化からインスピレーションを得たブシュロンのハイジュエリーコレクションは、高さや奥行きなど様々な視点からこの街の景色を探求しています。
「ナチュール トリオンファント」コレクションは、自然の美への賛辞です。多様性、美しさ、豊かさを象徴する自然は、ブシュロンの尽きることのないインスピレーションの源です。またこのコレクションは、ジュエリーの枠を押し広げ、大胆でユニークな作品を制作し続けてきた、メゾンの革新と自由の精神へのオマージュでもあります。
ブシュロンのハイジュエリー コレクション、「イヴェール アンペリアル」は、極東に広がる広大な雪原に着想を得ています。
フランスのジュエラーとして誰よりも早く、1897年にモスクワにブティックを構えたブシュロンの歴史は、広大な国土とスラヴの伝統を持つロシア宮廷の歴史と深く結びついています。メゾンの創作において大切な役割を果たしてきた「ナチュール(自然)」、「クチュール」、「アルシテクチュール(建築)」という3つのテーマを、ロシアのイメージに重ねて再解釈したコレクションです。
雪の結晶が奏でる幾何学模様のハーモニー、氷の滝(カスケード)、毛皮を霜でおおわれた野生の動物、雪が積もった屋根など、ダイヤモンドやパール、プレシャスストーンで表現する極限の美しさです。
ブシュロンの創造性溢れる冬の世界にようこそ!